アクアリウム

楊貴妃メダカ

はじめに

楊貴妃メダカは体色が朱赤色のメダカです。メダカには赤色素胞がないので他の色素胞を組み合わせてできた赤に限りなく近い朱赤色のメダカです。このメダカの品種の登場によりメダカブームが起きました。稚魚では朱赤色は薄いですが成魚まで飼いこむことにより朱赤色が濃くなり、飼育の楽しみもあります。固定率もよいので、初めての改良メダカの品種としておすすめです。

特徴

なんといってもメダカには珍しい朱赤色の体色が魅力です。飼育に関してもメダカの一般的な飼育方法でよいので、メダカ飼育の環境があれば美しい魚を飼育することができます。

流通名楊貴妃メダカ
別名-
学名Oryzias latipes
分布改良品種
体形普通種
繁殖方法卵生
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆
楊貴妃メダカの特徴

育て方

楊貴妃メダカはヒメダカと同じような環境で飼育できます。グリーンウォーター(植物プランクトンを豊富に含んだ水)で飼育するとよいという話を聞きますが、その土地により上手く育つ飼育スタイルに差があるので一概にそうとも言い切れません。水質悪化が一番の失敗原因となるため、よく観察して水替えの頻度を決める必要があります。夏場には高水温に注意し、冬場は徐々に水温が低くなって0度近くになり水槽の底でじっとするようになったら冬眠しているので餌を切り、水替えも行いません。春から秋までが飼育の期間と考えてください。

照明普通
餌やり人工飼料(フレークタイプ、粒タイプ)、ミジンコ、ゾウリムシ、ブラインシュリンプ等 3回/1日(1分以内に食べきる量で口に入る大きさの餌をやる。冬場の冬眠期間は必要ない)
温度0-28℃
PH6.0-8.0
推奨水槽30cm~
遊泳位置上層
低床ソイル、砂、大磯
育成環境&データ

最後に

楊貴妃メダカは人気品種で入手も容易ですが、見た目は大変美しく飼育のやりがいのある品種です。改良メダカを始めてやってみたい方には是非お勧めしたい品種です。

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